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【初心者・中級者向け】ダブルフォルトを減らす5つのコツ|試合でサーブが安定する方法

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まきまき
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テニスのダブルフォルトを減らす5つのコツ|試合でサーブが安定する方法

はじめに:ダブルフォルトは克服できる課題

テニスのゲームや試合で、必ず立ちはだかるのがダブルフォルトの壁。

ダブルフォルトをすると、大切なポイントを失うだけでなく、

  • 自分の自信も失いやすくなる
  • 試合の流れを相手に渡し、流れを変えてしまいがち
  • 相手はメンタル的に有利になる

しかし、正しい知識と練習でダブルフォルトは確実に減らせます。

この記事では、初心者や中級者が「すぐに実践できる」「試合で使える」ダブルフォルトを防ぐ5つのコツを詳しく解説します。

今悩んでいなくても、スランプになった時にはぜひチェックしてみて下さい。


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Unsplash Gonzalo Facello

1. トスを安定させよう

結論:トスの安定=サーブの安定

トスの安定がサーブ全体の安定につながり、ダブルフォルトの原因の多くを防げます。
ダブルフォルトで悩んでいる方は、まずトスの改善を検討してみてください。

トスでサーブの成否が8割決まります。

理由:サーブの打点を一定にする

トスがずれると、良い打点でボールを打てなくなり、スイングの軌道や体のバランスが崩れます。その結果、狙った場所にボールを打てなくなり、フォルトにつながります。

実践ポイント:技術的な反復練習が大切

大人数の前で緊張して話をするときに、手先が震えた経験はありませんか?
(私は何回かあります
緊張した場面では、大きな筋肉をシンプルに動かすことがミスを低減するポイントです。

  • 肘は最初から伸ばしてトスを上げる
    肘を途中で曲げたり伸ばしたりすると、トスに余計な力が加わりブレやすくなります。肘は構えの段階からまっすぐ伸ばした状態を保ちます。
  • ボールは指先で軽く持つ
    手のひらでぎゅっと握ると、ボールを離すときに余計な回転がかかりトスの方向が乱れます。指先で卵を持つような感覚で軽く持ちましょう。
  • 肩を支点にしてまっすぐ上げる
    トスのときは手首や指で微調整せず、肩から真上に上げる意識を持ちます。関節をたくさん使うとトスが安定しません。
  • トスのやり直しを恐れない
    トスがうまく上がらなかったときは、無理に打たずやり直すことも大切です。ルール上、トスはやり直しても問題ありません。

2. 打点を高くする意識を持とう

結論:自分が一番力が入る位置(高い打点)にトスを

トスを高くすることで、打点を高くし、肘が伸びた状態で打てる確率が高まります。(個人差があります)

打点を高く取ることで、ネットミスやオーバーを防ぎ、安定したサーブが打てます。

理由:高い打点で確率を上げる

緊張した場面では、自分が思った以上にトスが低くなっています

高い打点でボールをとらえると、余計な力を入れずにスムーズな軌道でサーブが入ります。また、高い位置で打つことで、角度がつき、ネットを越えやすくなります。

実践ポイント

  • 小さなジャンプで打点を上げる
    数センチのジャンプで打点を高くし、ボールを高い位置でとらえましょう。ジャンプの練習を取り入れると、自然と高い打点が身につきます。
  • 肘をしっかり伸ばして打つ
    肘が曲がったままだと打点が低くなり、サーブが不安定になります。肘はできるだけ伸ばしてラケットの先で押し出すイメージで打ちます。
  • 右肩を高く、左肩を少し低くする
    この姿勢で体がひねられ、自然に打点が高くなります。肩の位置に注意して練習しましょう。
  • ラケットは横振りを意識する
    特にセカンドサーブは、ラケットを横に振る意識で打つと安定します。縦に振ると上下のズレが大きくなり、フォルトのリスクが高まります。

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Unsplash Moises Alex

3. 狙いと力加減を見直そう

結論:100%で打たなくても良い

無理にフルスイングせず、狙う場所に余裕を持つことで、サーブの確率が大きく上がります。

理由:コントロールが出来なくなり、ミスが増える

ギリギリを狙ったり、全力で打ったりするとミスのリスクが高まり、ダブルフォルトにつながります。無理のない範囲で正確に打つことが大切です。

実践ポイント

  • サービスラインの内側をしっかり狙う
    ラインのギリギリではなく、サービスボックスの中央からボール5個分くらい内側を目安にしましょう。これだけでフォルトの確率は大きく下がります。
  • 力は8割でOK
    力みすぎはフォームを崩します。必要以上に力を入れず、8割程度の力でスイングすることを意識しましょう。力を抜くことでスムーズに振り抜けます。
  • スイングは振り切る
    「置きにいく」打ち方をすると、ラケットが途中で止まり、不安定なサーブになります。最後までスイングを振り切ることを徹底しましょう。

4. ルーティンとフォームの再現性を高めよう

結論:いつもと一緒が大切

ルーティンとフォームを毎回同じにすることで、サーブの安定感が増し、緊張してもミスが減ります。

理由:ルーティンが乱れると緊張が表れやすくなる

サーブは単純な動作の繰り返しだからこそ、毎回同じ動作をすることで精度が上がります。ルーティンが崩れると、緊張や焦りで動きが乱れやすくなります。

足の体重移動やボールを突く回数も含め、決まった流れを作りましょう。プロのルーティンを真似るのも効果的です。

実践ポイント

  • ファーストとセカンドでフォームを変えない
    球種は変わっても、スイングの軌道や打点は変えないように意識します。同じ動作で違う球種を打つ方がミスが減ります。
  • 決まったルーティンを作る
    ボールを突く回数、構えの姿勢、呼吸の仕方などを決め、試合でも必ず守りましょう。ルーティンがあれば、どんな場面でも落ち着いてサーブできます。
  • フォロースルーまで振り切る
    肩と肘の連動を意識し、最後まで力を抜かずに振り抜きます。途中で止めるとフォームが崩れ、サーブの確率が下がります。

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Unsplash gaspar zaldo

5. メンタルを整えよう

結論:メンタルの影響が大きい

サーブはメンタルに大きく左右されます。

落ち着いた気持ちでサーブを打つことがダブルフォルトを防ぐカギです。

理由:緊張はミスの確率を上げる

緊張すると動きが固くなり、普段通りのサーブが打てなくなります。特にセカンドサーブはプレッシャーが強く、ミスが起きやすいです。

実践ポイント

  • 成功するイメージを持つ
    良いトス、良い打点、狙ったところにボールが入る自分を毎回イメージしてから打ちましょう。イメージトレーニングも効果的です。
  • セカンドサーブの練習量を増やす
    ファーストサーブばかり練習せず、セカンドサーブも試合と同じ気持ちでたくさん打ちましょう。試合で自信につながります。
  • 小さな目標で自信をつける
    「3球連続で入れる」「左右に打ち分ける」など、小さな成功を積み重ねましょう。それが自信につながります。
  • 試合を想定した練習をする
    試合形式でサーブ練習をし、プレッシャーに慣れるようにしましょう。1本勝負の練習もおすすめです。

まとめ:ダブルフォルトを防ぐために今日からできること

ダブルフォルトは

  1. トスの安定
  2. 打点の高さ
  3. 無理のない狙いと力加減
  4. ルーティンの徹底
  5. メンタルの安定

で確実に減らせます。これらのコツはどれも特別な才能が必要なものではなく、正しい練習と意識で誰でも身につけられます。

今日の練習からぜひ取り入れてみてください。
試合で自信を持ってサーブが打てるようになります。


よくある質問(ダブルフォルトを防ぐ)

Q. セカンドサーブに向いているグリップは?
A:コンチネンタルグリップがおすすめです。回転をかけやすく、安定感があります。

Q. トスの理想の高さはどれくらいですか?
A:腕をしっかり伸ばし、さらに少しジャンプした時に、ボールを一番強く、一番高いところで打てる場所に上げるのが理想です。「一番打ちやすい場所」を見つけることが大切です。

Q: トスを安定させるための「構え方」のコツは?
A:ボールを持つ方の肘を伸ばして構えることが大切です。縮んだ状態から腕を伸ばしてトスを上げようとすると、勢いがつきすぎてボールが上がりすぎたり、体より前に飛びやすくなることがあります。

Q: トスを上げる時のボールの持ち方や腕の使い方は?
A: ボールは手のひらでギュッと掴まず、まるで卵を棚の上にそっと置くようなイメージで、指先で優しく持ち、上に押し上げるようにしましょう。手のひらで掴むと、指を離すときにボールに変な回転がかかったり、変な方向に飛んでしまう原因になります。トスアップ中も、手のひらは常に上を向けた状態を保ち、手首や指をあまり使わず、肩を支点にして腕を伸ばすように意識すると安定します。

Q: トスが安定しない場合は、どうしたらいいですか?
A: トスの安定性を高めるためには、まずトスアップだけを繰り返し練習することをおすすめします。毎回同じ位置にボールを上げられる感覚を身につけることが重要です。また、トスを少し低めにすると、トスの乱れが小さくなり、より安定しやすくなります。ただし、サーブの威力が落ちない範囲(体の力をしっかり使える時間が確保できる範囲)で調整しましょう。

Q: サーブを打つ時に「力まない」ためにはどうすればいいですか?
A: 力みがあるとコントロールが悪くなるため、ラケットを握る力を必要最低限にする(握力を抜く)ように意識しましょう。また、100%全力で打とうとするのではなく、8割くらいの力加減で打つ意識を持つと、力まずに済み、結果的にコントロールも威力も良くなりやすいです。

Q: ダブルフォルトを減らすために、サーブを打つ前にどんなイメージを持てばいいですか? A: ダブルフォルトを連発する選手は失敗をイメージしていることが多いので、そうではなく、「良いトスを上げ、良いスイングをし、良い打点でボールを捉え、狙ったところにボールが飛んでいく」という成功イメージを常に持ってからサーブを打つことが大切です。


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田舎育ちで自然が好きなアクティブ派🪴

学生時代はテニス部、テニス歴30年のマンスリープレイヤー🎾 今でも試合に挑みながら楽しんでいます
「金融資産を最大限に生かすには、健康という資産が欠かせない」と実感して、クロスバイク&ロードバイクにも挑戦中🚴‍♂️
体を動かしながら、心身ともに充実した日々を目指しています。

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