富山県中央植物園へ行くなら知っておきたい!絶対見逃せないスポットと楽しみ方
- 中央植物園のおすすめポイントをご紹介します
- 中央植物園の秋の雰囲気をご紹介します
はじめに
ワンコインで一日楽しめる富山の植物園はいかがですか?
植物園は、日常から離れて自然の美しさと静けさを感じられる特別な場所です。
都会の喧騒から逃れ、心地良い静寂の中で植物の美しい世界に浸ることができます。
また、さまざまな種類の植物が一堂に会し、四季折々の風景が楽しめる植物園は、リフレッシュや学びの場として大変価値があります。
富山県中央植物園は、植物愛好者はもちろん、家族連れやカップルにもおすすめのスポットです。
多種多様な植物が展示されており、季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。
富山県中央植物園の歴史と概要
- 1993年 屋外展示園を開園
- 1996年 屋内展示室(展示温室・サンライトホールなど)を整備し全面開園
- 2000年 新たに中国雲南省の植物を展示する温室『雲南温室』を設置
総面積24.7万m2の園内には、5棟の展示温室と、日本と世界の植物を紹介・展示する屋外ゾーンなどがあり、全国有数の4,900種の植物を展示・紹介しています。
また、雲南省の植物は温室と屋外ゾーンと合わせ100種類以上を展示・紹介しており、日本一の規模を誇ります。
英国オックスフォード大学植物園・樹木園と研究やコレクション関係で協力覚書を結んでおり、屋外ゾーンでは「オックスフォード庭園」が開設されています。
後方に背の高い植物、手前に低い植物を配置し、色合いや形のバランスを計算して作られています。
園内バスもあります!
解説を受けながら約20〜30分で巡る園内バス〔電気自動車〕(有料、3月下旬〜11月上旬)を運行しているのでお子さん連れ、年配の方も安心して楽しむことが出来ます
園内の主要なエリア
室内エリア
- 熱帯雨林植物室
- ラン温室
- 高山・絶滅危惧植物室
- 熱帯果樹室
- 雲南温室
温室エリアは、熱帯や亜熱帯の植物を観察でき、富山県の気候では育たない植物もこの温室で楽しめます。
バナナの木、オーキッド、モンステラなどが展示されています。
- サンライトホール : 室内施設中央に位置するホールで5棟の展示温室と結び、企画展やコンサートなどを開催
- ドリアスホール:多目的小ホール、木の香りが漂い昼食や休憩、学習におすすめ
他に研修室・実習室(有料、要予約)、図書閲覧室、喫茶室「ココナッツアイランド」があります
屋外エリア
花のプロムナードあたりで、大きく北側と南側に分かれゾーンが2つあります
- 世界の植物ゾーン(北側)
- 日本の植物ゾーン(南側)
イベントとプログラム
富山県中央植物園では、観光客や地元の人々に楽しさや教養を提供するため、季節の企画展、子供向けプログラム、体験教室、植物学に関する講座など多くのイベントとプログラムが開催されています。
おすすめポイント(10月)
- 花のプロムナードから望む北池が”水鏡”になる風景
- 立山山頂にかかるちょっぴりかかる雪
”水鏡”を知る前は、出かけるときに快晴でないと少し残念な気持ちになっていました。しかし水鏡(みずかがみ)という現象を知ってから、少しくらい雲が出ていても気にならなくなりました。
水鏡(みずかがみ)
鏡のように水面に姿や物が映って見えること
うまく撮れる条件、ある程度水面に近づいて撮影する必要があります
- 水面にゴミがない(景色を反射)
- 流れが遅い(水たまり、池・湖)
- 風がない
上記の条件で、水鏡(リフレクション)の効果が表れ撮影しやすくなります、水鏡の現象は「期間限定」「プレミアム」といった魅力があり、心が引かれます。
今回はタイミング良く水鏡の風景を楽しむことが出来ました。
他にも10月は「シオン」「イヌサフラン」等秋の花々を鑑賞することが出来て大満足です。
花が咲き誇る春の植物園も華やかですが、咲く花の少ない秋の植物園を散策というのも、宝探しをしているようで楽しくて時間を忘れて歩き回りました。
アクセスと営業情報
アクセス
富山県中央植物園へのアクセスは自動車やレンタカーの利用がおすすめです
(駐車場無料)
- 新潟方面から:富山ICから婦中大橋経由で約15分
- 金沢方面から:富山西ICから約25分
公共交通機関にて行ける場所にありますが、待ち時間、乗り換えを考慮するとタクシーを使った方が利便性は高いです
営業情報
開園時間 | ・2月~10月 9:00 ~ 17:00 ・11月~1月 9:00 ~ 16:30 (入園は閉園30分前まで) |
休園日 | ・毎週木曜日 ・年末年始(12月28日 ~ 1月4日) 詳細は公式HPをご確認下さい |
入園料 | ・500円(3月 ~ 11月) ・300円(12月 ~ 2月) ・高校生以下無料、70歳以上無料 |
園内バス | ・3月下旬 〜 11月上旬 ・100円 ・約30分 ・40分間隔で運行、園内入口付近で乗車できます |
まとめ
富山県中央植物園は、多くの魅力と活動が詰まった場所です。
コーヒー1杯分のお金で季節の移り変わりを感じ、リフレッシュ出来ました。
晴れた日にはいつもより少し足をのばして、植物園を散策してみてはいかがでしょうか。