Garmin Venu 4は買い替える価値ある?Venu3Sユーザーが見たVenu 3との違い6点
2025年10月2日、Garminから新型スマートウォッチ「Venu 4」が発売されました。価格は79,800円。前モデルVenu 3の60,800円から2万円弱の値上げです。
Venu 3Sを2年間愛用してきた私としては、「これは買い替える価値があるのか?」が一番気になるところでした。
この記事の立ち位置について
本記事の筆者はVenu 4の実機を所有していません。Garmin公式情報・国内のレビュー記事・ネット上の口コミを集計し、Venu 3Sを2年間使用してきたユーザーの視点でVenu 4の進化点と買い替え判断を整理した記事です。実機レビューではなく、買い替え検討の判断材料としてお読みください。
この記事がおすすめな方
- ✅ Venu 3/Venu 3Sを使っていて、Venu 4への買い替えを検討している方
- ✅ Venu 4を初めて購入するか迷っている方
- ✅ Venu 4の41mmと45mmのどちらを選ぶか決めかねている方
- ✅ 19,000円の値上げに見合う価値があるか知りたい方
1. 【先に結論】買い替えOKな人/NGな人
結論から言うと、Venu 3Sを2年使った私は今すぐの買い替えはしません。ただし、これからスマートウォッチを新規購入する方には強く推せる完成度です。
先に結論をお伝えします。
買い替えをおすすめする方:
- ✅ ランニングなどGPSの精度を重視する方(マルチバンドGNSS搭載)
- ✅ 睡眠の質改善に本気で取り組みたい方(睡眠アライメント機能)
- ✅ 夜間ランや早朝の散歩でライト機能が欲しい方(LEDフラッシュライト)
- ✅ ステンレススチールの質感に魅力を感じる方
今のVenu 3/3Sを使い続けるのがおすすめな方:
- ✅ 現状のバッテリー持ちと健康機能で満足している方
- ✅ 79,800円の出費に踏み切れない方
- ✅ 基本機能は十分使えていて、不満点が特にない方
19,000円の値上げ幅は決して小さくありません。「進化に価値を感じるか」「新機能を実際に使うか」かつバッテリー駆動時間の短縮を許容できるかが判断の分かれ目になります。
2. Venu 3とVenu 4のスペック比較表
主要スペックを表で比較しました。
| 項目 | Venu 3 | Venu 4 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2023年9月 | 2025年10月2日 |
| 価格 | 60,800円 | 79,800円 |
| ケース素材 | FRP | ステンレススチール+FRP |
| GPS | 通常GNSS | マルチバンドGNSS+SatIQ |
| LEDフラッシュライト | なし | 搭載 |
| バッテリー(45mm) | 約14日間 | 約12日間 |
| GPS駆動時間(45mm) | 約26時間 | 約20時間 |
| ディスプレイ(45mm) | 1.4インチAMOLED | 1.4インチAMOLED |
| 重量(45mm本体) | 30g | 38g |
| 防水等級 | 5気圧防水(50m相当) | 5気圧防水(50m相当) |
| 主な新機能 | ─ | 睡眠アライメント/ライフスタイル記録/フィットネスコーチ |
注目すべき差分:
- ✅ ケース素材がFRP→ステンレススチールへ高級化
- ✅ マルチバンドGNSS搭載でGPS精度向上
- ✅ LEDフラッシュライト搭載で実用性アップ
- ⚠️ バッテリーは14日→12日と短くなっている
- ⚠️ GPS駆動時間は26時間→20時間と大幅短縮
3. Venu 4の6つの進化ポイント

Venu 3からVenu 4で進化した点を6つに整理しました。
結論から言うと、6点のうち本気で価値があるのは「GNSS精度向上」と「ステンレス化」の2つ。残り4つは”あったら嬉しい”レベルです。
3-1. ケースがステンレススチール製に高級化
Venu 3のFRP(強化プラスチック)から、Venu 4はステンレススチール+FRPのハイブリッド構造に変更されました。
国内のレビュー記事では「ビジネスシーンでも使える洗練されたデザイン」「質感と耐久性が大幅に向上」といった評価が見られます。Venu 3の「カジュアル寄り」な印象から、Venu 4は「オン・オフ兼用」へポジションが変わった印象です。
なお、ステンレス化に伴い重量は若干増加しています(45mm本体:30g→38g)。質感アップとのトレードオフです。
3-2. マルチバンドGNSS+SatIQでGPS精度が向上
Venu 4のもっとも大きな進化のひとつがGPS関連です。
- マルチバンドGNSS:複数の衛星周波数帯を同時受信
- SatIQ:状況に応じて最適な衛星モードを自動切替
ビル街や山間部など、従来GPSが弱かった環境での測位精度が大幅に向上します。ランニング・サイクリング・登山で位置精度を重視する方には大きな価値です。
3-3. LEDフラッシュライト搭載
Venu 4にはLEDフラッシュライトが新搭載されました。
夜間ランや早朝の散歩、停電時、暗所での手元照明など、実用面で意外と便利な機能です。Forerunner 965など上位モデルにのみ搭載されていた機能が、Venu系にも降りてきた形になります。
3-4. 睡眠アライメント機能(NEW)
Venu 4の目玉機能のひとつが「睡眠アライメント」です。
体内リズム(サーカディアンリズム)と実際の睡眠スケジュールの整合性をチェックし、いつ寝るのが最適かを可視化します。睡眠の質改善に取り組みたい方には注目度の高い機能です。
3-5. ライフスタイル記録(NEW)
日常の活動パターンを総合的に記録し、生活習慣の傾向を分析する機能が追加されました。
歩数・運動量・睡眠だけでなく、生活全体のリズムを見える化することで、健康習慣の改善ポイントが見つけやすくなります。
3-6. Garminフィットネスコーチ(NEW)
ユーザーの目標とコンディションに合わせて、個別のトレーニングプランを提案する機能です。
「運動を習慣化したいけど何から始めれば?」という方に向いています。Venu 3にはなかったパーソナライズ機能として注目度が高いです。
4. Venu 4の41mmと45mmどちらを選ぶべきか

Venu 4は41mmと45mmの2サイズ展開です。それぞれの仕様差をまとめました。
| 項目 | Venu 4 41mm | Venu 4 45mm |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 1.2インチ/390×390 | 1.4インチ/454×454 |
| 重量(本体) | 33g(軽量) | 38g |
| バッテリー(スマートモード) | 約10日間 | 約12日間 |
| GPS駆動時間 | 約15時間 | 約20時間 |
| バンド幅 | 18mm | 22mm |
41mmがおすすめな方:
- ✅ 手首が細い方/女性
- ✅ 装着感の軽さを重視したい方
- ✅ Venu 3Sからの自然な乗り換えを検討している方
45mmがおすすめな方:
- ✅ 画面の見やすさを重視したい方
- ✅ バッテリー持ちを優先したい方
- ✅ ランニングなど長時間GPSを使う方
迷ったらこれ:Venu 3Sユーザーは41mm/新規購入で画面の見やすさ重視は45mm。これでまず外しません。
実際にVenu 4 41mmを購入したユーザーのブログでは「45mmはデカすぎる」という率直な意見も見られます。手首が細めの方や、Venu 3Sユーザーは41mm一択で問題ないでしょう。
5. Venu 3Sを2年使った私から見たVenu 4

ここからは、Venu 3Sを2年間使ってきた私の率直な視点でVenu 4を見たときの感想です。
Venu 3Sの満足度はそもそも高い
正直に言うと、Venu 3Sは現時点でも十分すぎる完成度です。
- 睡眠スコア・Body Battery・ストレス計測などの健康機能
- Suica対応のスマート決済
- スマートウォッチとして10日以上もつバッテリー
- 軽量で手首が疲れない装着感
これらは2年使い続けても古さを感じない要素です。「不満があるから買い替える」というより「進化に魅力を感じるから買い替える」という判断軸になります。
19,000円の値上げをどう見るか
Venu 3が60,800円、Venu 4が79,800円。+19,000円(+31%)は決して小さな価格差ではありません。
この価格差を払う価値があるとすれば:
- ✅ ステンレス化による質感アップを「日常で感じる価値」と捉えるか
- ✅ マルチバンドGNSSの精度向上を実用シーンで活かすか
- ✅ 睡眠アライメント・フィットネスコーチを継続的に使うか
私個人の感覚としては、Venu 3Sの完成度の高さを考えると、急いで買い替える必要は感じません。一方で、3〜4年スパンで見れば、ステンレス化と各種新機能は将来的な後悔を減らす投資にはなり得ます。
Venu 3SユーザーがVenu 4 41mmへ乗り換える妥当性
サイズ感の互換性で言えば、Venu 3S(小型)→ Venu 4 41mmは自然な流れです。
重量33g・バッテリー10日と、Venu 3Sと同等の装着感をキープしつつ、新機能と質感アップを取り込める選択肢になります。
6. Venu 4のデメリット・注意点
公平を期すため、Venu 4の弱点もまとめておきます。
デメリット1:価格はハイエンド級
Venu 3比+19,000円の値上げにより、シリーズの位置づけがミドル→ハイエンドへ移行したことを意味します。「気軽に買えるGarmin」ではなくなりました。
デメリット2:UI・アプリが複雑
Garminのスマートウォッチ全般に言えることですが、設定項目が多く、慣れるまでに時間がかかります。スマートウォッチ初心者の方は、Apple WatchやFitbitと比較すると操作の学習コストを感じるかもしれません。
デメリット3:バッテリー駆動時間は前モデルより短い
Venu 3(45mm)の約14日間から、Venu 4(45mm)は約12日間へバッテリー駆動時間が短縮されました。GPS使用時はさらに大きく、Venu 3の約26時間からVenu 4 45mmは約20時間、41mmは約15時間まで短縮しています。新機能搭載とのトレードオフですが、長時間GPS使用が多い方は要注意です。
デメリット4:心電図(ECG)は医療用途ではない
Venu 4の心電図機能はヘルスケア用途であり、医療診断目的では使用できません。あくまで健康管理の補助ツールとして活用する前提です。
7. よくある質問
Q1. Venu 4はiPhoneでも使えますか?
✅ 使えます。 iOS・Androidの両方に対応しています。Garmin Connectアプリをインストールするだけで連携可能です。
Q2. Venu 4の心電図(ECG)は医療用途で使えますか?
❌ 医療用途では使えません。 あくまで健康管理の補助機能として設計されています。医療診断が必要な場合は専門医療機関を受診してください。
Q3. 41mmと45mm、どちらを選ぶべき?
手首が細い方・装着感重視なら41mm、画面の見やすさやバッテリー持ち重視なら45mmがおすすめです。Venu 3Sユーザーには41mmが自然な乗り換え先になります。
Q4. Venu 3のバンドはVenu 4で使えますか?
Venu 4 45mmは22mmバンド、Venu 4 41mmは18mmバンドを使用します。Venu 3(45mm/22mm)のバンドは45mm版で流用できる可能性が高いですが、購入前に各製品ページで確認することをおすすめします。
Q5. SuicaはVenu 4でも使えますか?
✅ 使えます。 Garmin Pay経由でSuicaに対応しています。日常の電車・コンビニ決済で活用できます。
まとめ:Venu 4は「進化に価値を感じる人」向け
Garmin Venu 4は、Venu 3からの順当な進化を遂げた完成度の高いスマートウォッチです。
特に注目すべき進化は:
- ✅ ステンレススチール製で質感が大幅にアップ
- ✅ マルチバンドGNSS搭載でGPS精度が向上
- ✅ 睡眠アライメント・ライフスタイル記録など新機能が充実
- ✅ LEDフラッシュライト搭載で実用性アップ
一方で、19,000円の値上げ幅は無視できません。現Venu 3/3Sユーザーは「進化に魅力を感じるかどうか」で判断するのが妥当です。
Venu 3Sを2年使ってきた私としては、急いで買い替える必要はないが、3〜4年スパンの長期使用なら検討価値ありというのが正直な評価です。
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